【イルミネーション外構】クリスマスに向けて!今から始める庭のライトアップ計画

クリスマスに向けて11月から始める庭のライトアップ計画。イルミネーション外構についての記事アイキャッチ画像

12月に入り、街のあちこちでクリスマスイルミネーションが輝き始めています。

「今年こそ、わが家の庭もライトアップしてみたい」

とお考えのご家庭も多いのではないでしょうか。

お子さんと一緒にイルミネーションを眺めたり、帰宅時に温かな光が出迎えてくれたり。庭のライトアップは、家族の思い出づくりにもつながります。

ただ、いざ始めようとすると、

「電気代はどれくらいかかる?」

「屋外で使っても安全?」

「設置は難しくない?」

といった疑問が浮かぶもの。

この記事では、土岐市から名古屋市まで外構工事を手がける林組が、初めてのイルミネーション設置から常設照明へのステップアップまで、11月から始める庭のライトアップ計画を詳しく解説します。

省エネLEDイルミネーションの選び方

電気代は思ったより安い

フェンスに飾られたカラフルなLEDイルミネーション。赤・青・黄色のボール型ライトが夕暮れの庭を華やかに彩る

「イルミネーションは電気代がかかりそう」

というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

しかし、現在主流のLEDイルミネーションは、白熱電球と比べて消費電力が約1/6

経済産業省のデータによると、約83%もの省エネ効果があります。

具体的な電気代の目安として、2,000球のLEDイルミネーションを1日6時間点灯した場合、1日あたり約18円。1シーズン(3ヶ月)使用しても約1,500円程度です。

これなら家計への負担を気にせず、クリスマスの雰囲気を楽しめます。

また、LEDの寿命は約40,000時間。

白熱電球の約40倍にあたり、8〜10年は交換不要で使い続けられます。初期投資はやや高めでも、長い目で見れば経済的です。

屋外使用は防水規格をチェック

防水規格IP65のLED電球を手に持つ様子。屋外イルミネーションには防水性能の確認が重要

屋外でイルミネーションを使用する際に重要なのが、防水規格(IP規格)の確認です。

岐阜・愛知エリアは冬場に雨や雪が降ることもあるため、完全屋外で使用するなら「IP65」以上の製品を選びましょう。IP65は完全防塵かつ、あらゆる方向からの水の直接噴流にも耐える規格です。軒下など雨が直接当たりにくい場所であれば、「IP44」(水しぶき対応)でも使用できます。

製品パッケージや説明書に必ず記載されているので、購入前に確認する習慣をつけてください。

樹木・フェンスへの効果的な設置方法

樹木を傷めない取り付けのコツ

庭木にイルミネーションを巻きつけると、一気に華やかな雰囲気になります。ただし、取り付け方を間違えると樹木を傷めてしまうことも。

ポイントは、金属製の針金を使わないこと。樹皮に食い込んで傷をつける原因になります。代わりにビニールタイや樹脂製の結束バンドを使い、樹木の成長を考慮して少し緩めに固定しましょう。心配な場合は、フェルトシートなどの保護材を巻いてから取り付けると安心です。

フェンス・外壁への固定

フェンスや外壁に設置する場合は、素材に合わせた固定方法を選びます。金属フェンスにはマグネットフック、樹脂製フェンスには結束バンドが便利です。外壁に穴を開けたくない場合は、雨樋や既存のフックを活用する方法もあります。

配線を目立たせないコツは、フェンスの内側に沿わせたり、植栽の陰に這わせたりすること。昼間の見た目もすっきりします。

安全に楽しむための対策

電気まわりの安全確認

屋外で電気を使う際は、安全対策が欠かせません。

まず、延長コードは必ず「屋外用」を使用してください。屋内用を屋外で使うと、漏電や感電の原因になります。また、コネクター部分は防水カバーやビニールテープで保護し、雨水の侵入を防ぎましょう。

コントローラーや電源部分は、軒下や防水ボックスに収納するのが基本です。地面に直接置くと水たまりで故障するリスクがあります。

なお、100V以上の電気配線工事には第二種電気工事士の資格が必要です。コンセントの増設や専用回路の設置をお考えの場合は、専門業者への依頼をおすすめします。

近隣への配慮も忘れずに

イルミネーションを楽しむ際は、ご近所への配慮も大切です。

点灯時間は、日没から21時頃までを目安にするのが一般的なマナー。タイマーや光センサーを活用すれば、毎日の点灯・消灯を自動化でき、消し忘れも防げます。また、照らす方向にも注意し、隣家の窓に直接光が入らないよう調整しましょう。

片付けの時期は、12月26日から年末にかけてが一般的です。遅くとも松の内(1月7日)までには撤去するのがマナーとされています。

常設できる外構照明へのステップアップ

夜の庭を照らす外構照明。石畳のアプローチに沿ったポールライトと植栽を照らすガーデンライトが美しい

毎年イルミネーションの設置・撤去を繰り返すのは意外と手間がかかるもの。「いっそ常設の外構照明を設置したい」とお考えの方には、ローボルトライト(12V)がおすすめです。

ローボルトライトの最大のメリットは、電気工事士の資格が不要でDIY設置が可能なこと。12V以下の低電圧なので、万が一触れても感電の心配がなく、小さなお子さんがいるご家庭でも安心です。

また、岐阜・愛知エリアは年間日照時間が約2,000時間と全国平均以上。ソーラー式の照明も十分に実用的です。配線工事が不要なので、設置場所の自由度が高いのも魅力です。

外構照明は防犯効果も期待できます。玄関アプローチや駐車場を明るく照らすことで、不審者の侵入抑止につながります。イルミネーションをきっかけに、防犯も兼ねた外構照明の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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玄関まわりのリフォームをお考えの方は、アプローチのデザインと合わせて照明計画を立てると、統一感のある仕上がりになります。

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まとめ:今からでも間に合うライトアップ計画

クリスマスイルミネーションは、今からでもまだ間に合います。

今回のポイントをおさらいしましょう。

ℹ️ LEDイルミネーションは消費電力が白熱電球の約1/6。
1シーズンの電気代は約1,500円程度と経済的です。

ℹ️ 屋外使用には防水規格IP65以上の製品を選び、樹木への取り付けにはビニールタイなど柔らかい素材を使用してください。

ℹ️ 安全面では屋外用延長コードの使用と、コネクター部分の防水対策が重要です。

ℹ️ 毎年の設置・撤去が面倒に感じたら、常設のローボルトライトへのステップアップも選択肢のひとつ。防犯効果も兼ね備えた外構照明で、一年を通じて快適な庭を実現できます。

林組では、土岐市・瑞浪市・多治見市から名古屋市まで、外構照明のご相談を承っております。現在、LIXILリフォーム加盟店として外構リフォームキャンペーンも実施中(2025年12月19日まで)。

この機会に、イルミネーションから一歩進んだ外構照明をご検討されてはいかがでしょうか。

お見積もり・ご相談は無料です。
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