「カーポートの支柱がなんだかグラグラする気がする…」
「屋根が黄ばんできたけど、これって交換時期?」
そんな不安を感じていませんか?
カーポートは一度設置すると普段あまり気にしないものですが、実は経年劣化が進んでいることがあります。放置すると、台風や積雪で倒壊するリスクも。
とはいえ、すべてを業者に頼むと費用がかさみます。実は、ボルトの増し締めや軽いサビ補修など、DIYで対応できる範囲も意外と多いのです。
土岐市・多治見市・瑞浪市で外構工事を手がける林組が、カーポートの補強について「自分でできること」と「業者に頼むべきこと」を整理してお伝えします。
まずはセルフチェック!経年劣化のサインを見つける

補強の前に、まずは今のカーポートの状態を確認しましょう。以下のポイントをチェックしてみてください。
危険度が高いサイン(すぐに業者へ相談)
- 支柱のぐらつき・傾き:支柱を手で押して明らかに揺れる場合は、基礎に問題がある可能性が高いです
- 基礎のひび割れ:幅0.3mm以上、深さ5mm以上のひび割れは「構造クラック」と呼ばれ、強度に影響します
早めに対処したいサイン
- 支柱のサビ・腐食:塗装の剥がれ、茶色いサビ、白い粉の発生。軽度ならDIYで対応可能ですが、広範囲に及ぶ場合は業者へ
- 屋根材の変色・ひび割れ:ポリカーボネート板の黄ばみや白濁は劣化のサイン。1〜3枚程度ならDIYで交換できます
定期メンテナンスで防げるもの
- ボルト・ネジの緩み:手で触って動いたり、風で異音がする場合。年1回の増し締めで予防できます
- 雨樋の詰まり・破損:雨天時に水が溢れていないか確認
カーポートの寿命はどれくらい?
補強や交換の判断材料として、一般的な寿命を知っておきましょう。
| 部位 | 素材 | 寿命の目安 |
|---|---|---|
| フレーム | アルミ製 | 15〜20年 |
| フレーム | スチール製 | 10〜15年 |
| 屋根材 | ポリカーボネート | 10〜15年 |
| 屋根材 | アクリル | 5〜10年 |
東濃エリアは内陸部のため塩害の心配は少ないですが、冬場の積雪には注意が必要です。標準的なカーポートは積雪20cmまでの対応が多く、それ以上積もった場合は雪下ろしが必要になります。
DIYでできる補強・メンテナンス

以下は、道具さえあれば自分で対応できる作業です。
1. ボルト・ネジの増し締め
頻度:年1回(台風シーズン前や冬前がおすすめ)
用意するもの:ラチェットレンチ、六角レンチ、脚立(費用目安:3,000〜5,000円)
手順:
- 全ボルトを目視で確認し、緩みやサビをチェック
- 対角線の順番で均等に締め付ける
- 締めすぎに注意(フレームが変形するリスクあり)
これだけで、強風時のガタつきや異音をかなり防げます。
2. 軽度のサビ補修・塗装
対象:表面だけのサビ(塗装剥がれ程度)
用意するもの:ワイヤーブラシ、サンディングスポンジ、サビ止め塗料、刷毛、養生シート(費用目安:10,000〜15,000円)
手順:
- サビをワイヤーブラシで除去
- 表面を脱脂
- サビ止め塗料を塗布(2度塗り推奨)
- 乾燥時間を守る(夏場24時間、冬場48時間)
「さび上塗り」タイプの塗料なら、サビの上から直接塗れるので手軽です。
注意:サビが広範囲に及んでいる場合や、フレームの内部まで腐食している場合は業者への相談をおすすめします。
3. 屋根材の部分交換(1〜3枚程度)
対象:割れや変色が1〜3枚程度の場合
費用目安:1枚10,000〜60,000円(サイズ・厚みによる)
ポイント:
- 新しい板は膨張を考慮して10mm短くカット
- ポリカーボネートには表裏があるので向きを確認
- 高所作業になるため、必ず2人以上で
4枚以上の交換が必要な場合は、業者に依頼した方が効率的で安全です。
4. 雨樋の清掃
頻度:半年〜1年に1回
落ち葉やゴミを取り除き、水の流れを確認。小さなひび割れはコーキング材で補修できます。
業者に依頼すべき補強工事

以下は、安全面や技術面からプロに任せるべき作業です。
1. サポート柱(補助柱)の追加
片持ちタイプのカーポートや、積雪・強風対策として有効です。
- 着脱式サポート柱:2本セットで約40,000円。台風時だけ取り付けるタイプで、DIYでも設置可能
- 固定式補助柱:工事費込みで50,000〜100,000円。基礎工事が必要なため業者依頼が安心
2. 基礎の補強・打ち直し
支柱のぐらつきや、幅0.3mm以上の構造クラックがある場合は、基礎の補強が必要です。
費用目安:基礎の状態や面積により大きく変動(15万円〜)
放置すると台風や地震で倒壊するリスクがあるため、早めの対応をおすすめします。
3. 支柱の交換
重度のサビや折れ曲がりがある場合は、支柱ごと交換が必要です。
費用目安:1本70,000〜180,000円(基礎工事込みなら100,000〜250,000円)
4. 屋根材の全面交換
屋根全体が変色・劣化している場合は、全面交換を検討しましょう。
費用目安:1台用で約120,000円、2台用で約200,000円
5. カーポート本体の交換
以下のような場合は、補修より新設の方が結果的にお得なケースも。
- 設置から15年以上経過し、複数箇所に劣化がある
- 修理費の見積もりが新設費用の50%を超える
- フレーム全体に腐食が進んでいる
費用目安:1台用で200,000〜400,000円
林組のカーポート施工事例はこちら↓
⚠️ 補強工事の注意点
メーカー保証に注意
DIYで独自に穴を開けたり、非純正部品を使用したり、構造を改変すると、メーカー保証が無効になる可能性があります。施工前に必ず保証書を確認し、不安な場合はメーカーや施工業者に相談することをおすすめします。
建築確認申請が必要な場合も
2025年4月の建築基準法改正(4号特例廃止)により、カーポートの建築確認申請が必要な範囲が拡大されました。サポート柱の追加など構造変更を伴う工事は、申請が必要かどうか自治体に確認しましょう。未申請で工事を行った場合、建築基準法第99条に基づき1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
やってはいけないDIY補強
- 基礎なしで支柱を追加する(倒壊リスク)
- 素人による屋根全面張り替え(落下事故の危険)
- 溶接による補強(資格が必要、フレーム劣化の原因に)
- 応急処置のまま長期間放置(悪化が加速)
費用比較まとめ
| 作業 | DIY費用 | 業者費用 | 推奨 |
|---|---|---|---|
| ボルト増し締め | 3,000〜5,000円(道具代) | 10,000〜30,000円 | DIY |
| 軽度サビ補修 | 10,000〜15,000円 | 30,000〜50,000円 | DIY |
| 屋根材1枚交換 | 10,000〜60,000円 | 13,000〜35,000円 | DIY |
| 基礎ヘアークラック補修 | 約2,000円 | 4,000〜30,000円 | DIY |
| サポート柱追加 | 40,000円(着脱式) | 50,000〜100,000円 | 状況次第 |
| 支柱交換 | − | 70,000〜180,000円 | 業者 |
| 屋根全面交換 | − | 120,000〜200,000円 | 業者 |
| 基礎補強 | − | 150,000円〜 | 業者 |
まとめ:定期点検で寿命を延ばす
カーポートは「設置したら終わり」ではなく、定期的なメンテナンスで寿命を大きく延ばせます。
おすすめの点検スケジュール
- 年2回(台風前・冬前):ボルト増し締め、サビ確認
- 年1回:雨樋清掃、屋根材点検
ボルトの増し締めや軽いサビ補修はDIYで十分対応できますが、支柱のぐらつきや基礎のひび割れなど、構造に関わる問題は早めにプロへ相談してください。
林組では、土岐市・多治見市・瑞浪市を中心に、カーポートの点検・補強・交換のご相談を承っています。
「うちのカーポート、大丈夫かな?」
と少しでも気になったら、お気軽にお問い合わせください。
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