最終更新:2026年10月7日
【この記事の要点】
- 立水栓・散水栓の凍結防止は、水抜き(0円)と保温(390円〜)で多くを防げます。
- 東濃エリアは1月の平均最低気温が-1.9℃。名古屋より2〜3℃低く、凍りやすい地域です。
- 毎年凍る場所は、不凍水栓柱への交換(3万円〜)が根本的な対策になります。
- 凍ってしまったら、熱湯は使わず、ぬるま湯でゆっくりとかします。
「朝、外の蛇口をひねったら水が出ない…」
土岐市・瑞浪市・多治見市では、冬の朝の冷え込みが厳しく、屋外の水道が凍ることがあります。凍って破裂すると修理が必要になり、修理費用や漏れた分の水道代は自己負担になります。寒波が来てからでは業者の手配も混み合うため、早めの準備が大切です。
この記事では、外構工事を手がける林組が、立水栓・散水栓の凍結防止対策を費用の安い順に紹介します。
東濃エリアの凍結リスク|いつから対策すべき?
多治見の平均最低気温は、1月が-1.9℃、2月が-1.5℃です。12月中旬から3月初旬が凍結の注意期間で、1月下旬から2月初旬が最も冷え込みます。
水道管は、一般に気温が-4℃以下になると凍りやすくなります。ただし、北側の日陰や風が通り抜ける場所では、-1〜2℃でも凍ることがあります。立水栓は地上に出ているため、地中にある散水栓より凍りやすい点にも注意が必要です。
うちの立水栓
凍らない?
「毎年凍る」「北側にあって心配」という立水栓も、まずはご相談ください。場所に合った対策と費用の目安をお伝えします。
立水栓の凍結防止対策を費用別に比較
まずは4つの対策を一覧で比べます。費用の安い順に並べています。
| 対策 | 費用の目安 | 手間 | 向いている場所 |
|---|---|---|---|
| 水抜き | 0円 | 寒波の前に毎回 | すべての立水栓 |
| 保温テープ | 390〜750円 | 冬の前に巻く | むき出しの配管 |
| 凍結防止ヒーター | 1,980円〜+電気代 | 電源が必要 | 北側・日陰 |
| 不凍水栓柱へ交換 | 3〜6万円(工事費込み) | 工事は1回だけ | 毎年凍る場所 |
お金をかけない凍結防止|水抜きと保温
土岐市も、屋外の蛇口や散水栓、むき出しの水道管は特に注意が必要な場所としています。まずは、今日からできる2つの対策です。
1. 水抜き作業(0円)
一番かんたんで効果が高いのが「水抜き」です。長く家を空けるときや、寒波が来る前に行いましょう。
水抜きの手順
●①水抜きハンドルを閉める(右に回して最後まで)
●②蛇口を開ける(空気を入れて水を下に落とす)
●③水が抜ける音がしなくなるまで待つ
●④蛇口を閉める
ポイントは、ホースを必ず外すことです。ホースに残った水が凍ると、蛇口が壊れる原因になります。
2. 保温材で包む(390円〜)
ホームセンターの保温テープなら、390〜750円ほどで対策できます。発泡面を内側にして、テープの幅が半分ずつ重なるように巻きます。古いタオルや布で包む場合は、濡れると逆に冷えるため、上からビニールで覆いましょう。
水道メーターも凍ることがあります。土岐市は、メーターボックスの中に発泡スチロールや古い布を入れておく方法を勧めています。
メーターボックスのまわりのコンクリートが割れていたり、段差ができていたりしませんか。すき間から冷えた空気や雨水が入りやすくなります。水道メーター周りのひび割れを、平らに補修した施工事例はこちらです。
冬の準備は、水まわりだけではありません。駐車場の水たまりや融雪剤の使い方も、11月中に見直しておくと安心です。
少しの費用で安心を買う凍結防止対策
凍結防止ヒーターの設置(1,980円〜)
水道管に巻きつける凍結防止ヒーターは、ホームセンターで1,980円ほどから買えます。1mあたり10W前後のものが多く、電気代は1ヶ月で数百円ほどが目安です。
温度を感じて自動で電気を入れたり切ったりする「サーモスタット付き」を選ぶと、電気代のむだを減らせます。屋外コンセントがない場所や防水の処理が必要な場所は、専門業者に相談しましょう。
不凍水栓柱への交換|毎年凍る場所の根本対策
毎年の対策が面倒な方や、何度も凍る場所には、不凍水栓柱(凍りにくい立水栓)への交換をおすすめします。ハンドルを操作するだけで、柱の中の水を地中の凍らない深さまで抜ける仕組みです。
費用は、本体と工事費込みで3〜6万円ほどが目安です。凍って壊れるたびに修理するより、長い目で見て安く済む場合もあります。
「交換するなら、見た目も整えたい」という方へ。レンガ調と枕木風の立水栓を、水受けまで含めて施工した事例を写真で紹介しています。
立水栓が凍結してしまったときの対処法
凍ってしまっても、あわてずに次の手順で対処しましょう。
凍結したときの対処
●①凍った部分にタオルを巻く
●②40℃ほどのぬるま湯を、ゆっくりかける
●③水が出たら、水漏れがないか確認する
火や熱湯は絶対に使わないでください。急に温度が変わると、管がひび割れたり破裂したりするおそれがあります。
破裂してしまった場合、火災保険の契約内容によっては、修理費用が補償されることがあります。ただし、空き家は補償の条件が変わることがあるため、事前に保険の内容を確認しておきましょう。実家が空き家になっている方は、冬を越す前のチェック項目もあわせてご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 水道管は何度で凍結しますか?
A. 一般に、気温が-4℃以下になると凍りやすくなります。北側の日陰や風が通る場所では、-1〜2℃でも凍ることがあります。
Q. 立水栓が凍ったらどうすればいいですか?
A. タオルを巻き、40℃ほどのぬるま湯をゆっくりかけてとかします。熱湯や火は管が破裂するおそれがあるため使いません。とけた後は水漏れがないか確認します。
Q. 不凍水栓柱への交換費用はいくらですか?
A. 本体と工事費込みで3〜6万円ほどが目安です。設置場所や配管の状態によって変わるため、現地を確認してお見積もりします。
Q. 凍結防止ヒーターの電気代はどのくらいですか?
A. 1mあたり10W前後の製品が多く、1ヶ月で数百円ほどが目安です。サーモスタット付きを選ぶと、電気代のむだを減らせます。
まとめ|立水栓の凍結防止は寒波の前に
この記事の要点(おさらい)
●今すぐできる:水抜き(0円)、保温テープ(390円〜)
●少し費用をかける:凍結防止ヒーター(1,980円〜+電気代)
●根本から直す:不凍水栓柱への交換(3〜6万円)
●凍ったら:熱湯は使わず、ぬるま湯でゆっくりとかす
大切なのは、寒波が来る前に準備することです。年末年始の帰省や旅行で家を空ける方は、出かける前に必ず水抜きをしておきましょう。
「うちの立水栓は大丈夫?」「不凍水栓柱に替えるといくら?」という方は、林組にお気軽にご相談ください。土岐市・瑞浪市・多治見市をはじめ、可児市・美濃加茂市・瀬戸市・春日井市・小牧市・名古屋市周辺まで対応しています。ご相談・お見積もりは無料です。
※本記事の費用は2026年時点の参考値です。正確な金額は現地調査の上でお見積もりします。






