猛暑対策リフォーム!電気代を抑えながら快適に過ごす住まいの工夫

エアコンと電卓に表示された30000円の電気代

今年も梅雨明けとともに、連日30℃を超える厳しい暑さが続いています。昨年2024年、多治見市では8月だけで20日間も35℃を超える猛暑日を記録し、名古屋市では年間の猛暑日が47日と観測史上1位を更新しました。気象予報では、今年2025年も昨年同様、もしくはそれ以上の酷暑になる可能性が高いとされています。エアコンをフル稼働させても追いつかない…、電気代の明細書を見るのが怖い…。

そんな思いをされた方も多いのではないでしょうか。

「電気代が去年の1.5倍になってしまった」

「エアコンを24時間つけっぱなしにしないと過ごせない」

といったお悩みを、土岐市から名古屋市まで幅広いエリアで住宅リフォームを手がける林組にも多く寄せられています。

実は、適切な断熱・遮熱リフォームを行うことで、室内温度を大幅に下げ、電気代を最大50%削減することも可能です。さらに2025年度は国や自治体の補助金制度が充実しており、今がリフォームの絶好のタイミングといえるでしょう。

本記事では、厳しい暑さに対応する効果的なリフォーム方法と、お得な補助金活用法について詳しく解説します。


なぜ岐阜・愛知の暑さは特別なのか?データで見る地域の実情

岐阜県多治見市は「日本一暑い街」として全国的に有名ですが、2007年8月16日には40.9℃という当時の日本記録を樹立しました。2024年も8月16日に美濃観測点で40.0℃を記録するなど、その暑さは衰えを知りません。

土岐市や瑞浪市も多治見市に隣接しており、夏場は38℃を超える日が珍しくありません。盆地特有の地形により熱がこもりやすく、夜になっても気温が下がりにくいという特徴があります。

一方、名古屋市も2024年は記録的な暑さとなり、真夏日(30℃以上)が年間97日、猛暑日(35℃以上)が年間47日と、いずれも観測史上1位を更新しました。都市部特有のヒートアイランド現象も加わり、アスファルトやコンクリートからの照り返しで体感温度はさらに上昇します。

このような過酷な環境下では、従来の住宅では限界があります。築20年以上の住宅では断熱性能が現在の基準を大きく下回っており、エアコンの効きが悪く、電気代ばかりがかさむという悪循環に陥りがちです。

林組では、こうした地域特性を熟知した上で、『顔の見える経営』を大切にお客様一人ひとりに寄り添った暑さ対策をご提案いたします。


遮熱・断熱リフォームで実現する驚きの省エネ効果

「断熱リフォームって本当に効果があるの?」

という疑問をお持ちの方も多いでしょう。
実際のデータを見てみましょう。

窓の断熱改修を行った住宅では、冬季の暖房費が約30%削減された実例があります。内窓を設置した場合、電気代が3分の1になったケースも報告されています。さらに、住宅全体の断熱改修を行えば、年間の冷暖房費を50%削減することも可能です。

具体的な削減額でいうと、岐阜県の多治見・土岐・瑞浪エリアでは年間約8~10万円、愛知県名古屋市では年間約7~8万円の光熱費削減が期待できます。

断熱リフォーム種類別の年間電気代削減額を示す棒グラフ(窓断熱1.4万円、部分断熱3万円、全体断熱4.7万円)

10年間で80~100万円の節約になる計算です。

断熱等級を現行基準の等級4からZEH水準の等級5に引き上げると約20%、最高水準の等級7(HEAT20 G3)まで引き上げると約40%の電気代削減効果があります。

初期投資は必要ですが、長期的に見れば確実にペイできる投資といえるでしょう。


部位別・予算別で選ぶ暑さ対策リフォーム

窓の断熱改修

予算:5万~15万円/箇所
屋根・外壁の遮熱塗装

窓の断熱改修は、最も費用対効果の高い方法です。既存の窓の内側に内窓を設置するだけで、室内の温度上昇を大幅に抑えられます。Low-E複層ガラスを使用すれば、熱貫流率を一般複層ガラスの2.8W/m²Kから1.5W/m²Kまで改善でき、エアコンの効きが格段に良くなります。

屋根・外壁の遮熱塗装

予算:屋根80万~150万円、外壁100万~200万円
遮熱効果のある特殊な凹凸デザインの外壁タイル

屋根・外壁の遮熱塗装は、建物全体の温度上昇を防ぐ効果があります。遮熱塗料を使用することで、室温を最大12℃下げた実測例もあります。特に、日射を直接受ける屋根への施工は効果的です。

断熱材の追加工事

予算:天井20万~50万円、壁100万~200万円、床50万~100万円
天井裏に施工された断熱材と木製の梁が見える断熱改修工事の様子

断熱材の追加工事は、根本的な断熱性能の向上を図れます。発泡ウレタン断熱材を使用すれば、冷暖房費を最大50%削減することも可能です。


投資回収期間の目安は、窓断熱のみで約5~8年、全体断熱で約8~12年、遮熱塗装で約7~10年となっています。補助金を活用すればさらに短縮できます。


2025年度の補助金を賢く活用!最大200万円の支援も

2025年度は、省エネリフォームに対する補助金制度が非常に充実しています。国の「住宅省エネ2025キャンペーン」では、4つの主要事業が展開されています。

-参照 国土交通省「住宅省エネ2025キャンペーン」
https://jutaku-shoene2025.mlit.go.jp/#modal_graph

特に注目すべきは「先進的窓リノベ2025事業」で、対象費用の1/2相当、最大200万円/戸という破格の補助が受けられます。高性能断熱窓への改修が対象となり、林組でも多くのお客様にご活用いただいています。

-参照 環境省「先進的窓リノベ2025事業」
https://window-renovation2025.env.go.jp/

「子育てグリーン住宅支援事業」では、省エネリフォーム全般に対して最大60万円/戸の補助が受けられます。子育て世帯でなくても利用可能な制度です。

-参照 国土交通省「子育てグリーン住宅支援事業」
https://kosodate-green.mlit.go.jp/about/

岐阜県独自の制度として「脱炭素社会ぎふモデル住宅普及事業費補助金」があり、40万円の補助が受けられます。国の補助金との併用も可能なので、組み合わせることで大幅な負担軽減が図れます。

名古屋市では「住宅等の脱炭素化促進補助」として、断熱窓改修に対して補助対象経費の1/3(上限20万円)の支援があります。申請期間は2025年4月16日~2026年2月13日となっており、国の先進的窓リノベ2025事業との併用も可能です。

土岐市や多治見市でも、耐震改修と合わせて最大120万円の補助が受けられる制度があります。築年数の古い住宅をお持ちの方は、耐震と省エネを同時に実現するチャンスです。


林組だからできる、地域密着の暑さ対策サポート

林組は土岐市を拠点に、瑞浪市、多治見市から名古屋市まで幅広いエリアで住宅リフォームを手がけてきました。この地域の厳しい暑さを知り尽くしているからこそ、お客様の住まいに最適な対策をご提案できます。

補助金申請のサポートも含め、初回相談から工事完了まで一貫してお手伝いさせていただきます。「どの補助金が使えるか分からない」「うちの家にはどんな対策が効果的?」といったご相談も、お気軽にお問い合わせください

また、林組では建築業だけでなく、不動産業、外構・エクステリア、解体業まで幅広く手がけているため、リフォームに関連する様々なご相談にもワンストップで対応可能です。例えば、相続した実家のリフォームや、リフォームと合わせた外構工事なども承っています。

まとめ:今こそ始める、快適で経済的な住まいづくり

昨今の記録的な暑さは、もはや一時的な現象ではありません。今後も厳しい暑さは続くと予想され、電気代の高騰も避けられない状況です。

しかし、適切な断熱・遮熱リフォームを行えば、快適な室内環境を実現しながら、電気代を大幅に削減することができます。2025年度の充実した補助金制度を活用すれば、初期投資の負担も大きく軽減できます。

林組では、お客様の住まいの状況やご予算に応じて、最適な暑さ対策プランをご提案いたします。まずは無料相談で、あなたの住まいにどんな可能性があるか確認してみませんか?

快適で経済的な住まいづくりを、地域に根ざした林組がお手伝いいたします。

まずは無料相談から始めませんか?

土岐市の林組では、猛暑対策リフォームの無料相談を随時受け付けています。

「何からしたらいいのか分からないけど…」

という段階でも大丈夫。

お気軽にご相談ください。

また猛暑対策リフォームだけでなく、キッチンやお風呂のリフォーム、外壁塗装、さらには住まい全体のリノベーションまで、林組は幅広いリフォーム工事に対応しています。補助金を活用した賢いリフォームプランもご提案可能です。

\ 猛暑対策リフォームについて、お気軽にご相談ください /

TEL:0572-56-6950

営業時間 10:00~19:00


これから施工事例や地域の情報、住まいづくりのコツなどを発信予定です。
皆様の「いいね!」や「フォロー」が私たちの励みになります