「家の顔となる玄関アプローチ、なんだか古臭くて恥ずかしい…」
「おしゃれな玄関にしたいけど、どんなデザインがいいのか分からない」
新築から15~20年も経つと、玄関アプローチの汚れや劣化が目立ち始めます。
タイルの色褪せ、コンクリートのひび割れ、雨の日に滑りやすくなった…そんな変化を感じていませんか?実は玄関アプローチは、訪問者が最初に目にする「住まいの第一印象」を決める重要な場所。心理学的にも、人の第一印象は最初の7秒で決まると言われており、美しいアプローチは住まい全体の価値を高めます。
11月の今こそ、来春に向けたリフォーム計画のベストタイミング。年末までに完成させれば、新年を新しい玄関で迎えられます。今回は、2025年最新トレンドを踏まえた「憧れの玄関アプローチ5つのスタイル」をご紹介。それぞれの魅力と実現のポイントをお伝えします。
スタイル1:ホテルライクな高級感 – 御影石×間接照明の贅沢空間
まるで高級ホテルのような、洗練された直線美

大判タイル(600×600mm以上)や御影石を使用した、継ぎ目の少ないスッキリとしたデザイン。幅は120cm以上を確保し、ゆったりとした印象を演出します。
素材と価格の目安:
- 御影石(ジェットバーナー仕上げ):9,600~15,000円/㎡
- 大判タイル:15,000~25,000円/㎡
- 間接照明(LIXILシンプルラインライト):20,000~30,000円/本
特に御影石のジェットバーナー仕上げは、高級感がありながら防滑性も抜群。
雨の日でも安心して歩けます。
夜間は、3~4m間隔で配置した間接照明が足元を優しく照らし、ドラマチックな陰影を作り出します。
スタイル2:北欧ナチュラル – 枕木×グランドカバーの温もり
自然素材の温かみと、手入れの楽さを両立

コンクリート製枕木(2,000~8,000円/本)なら、天然木の風合いを保ちながら耐久年数20~30年と長寿命。天然木枕木なら年1回の防腐処理が必要ですが、コンクリート製ならメンテナンスフリーです。
おすすめグランドカバー:
- クラピア:300~500円/ポット(踏圧に強い)
- ディコンドラ:200~400円/ポット(柔らかな印象)
枕木の間にグランドカバーを植えることで、ナチュラルで優しい雰囲気に。
秋の庭リフォームの記事でもご紹介した通り、植栽選びは管理のしやすさも重要なポイントです。
スタイル3:和モダン – 洗い出し×竹垣の粋な演出
日本の美意識を現代的にアレンジ

洗い出し仕上げ(8,000~13,000円/㎡)は、骨材の美しさを活かした日本の伝統技法。表面に凹凸があるため、雨天時も滑りにくく安全性も抜群です。
那智黒石などの和風素材をアクセントに使えば、さらに高級感がアップ。ただし那智黒石は材料のみで32,000~45,000円/㎡と高価なため、部分使いがおすすめです。
照明は低い位置から樹木を照らすアップライトで、和の陰影美を演出。モミジやソヨゴなど、和風の植栽と組み合わせれば、四季の移ろいも楽しめます。
スタイル4:南欧リゾート – テラコッタ×アイアンの陽気な雰囲気
地中海の風を感じる、温かみのあるデザイン

テラコッタ風タイル(6,000~10,000円/㎡)で、南欧の雰囲気を演出。本物のテラコッタは12,000~20,000円/㎡と高価ですが、磁器質のテラコッタ風タイルならメンテナンスも楽でコストパフォーマンスも優秀です。
アイアン装飾との相性も抜群:
- アイアン門扉:100,000~300,000円(片開き)
- 装飾表札:20,000~80,000円
オリーブやローズマリーなどの地中海植物を配置すれば、より本格的な雰囲気に。
外構照明の記事でご紹介した暖色系の照明と組み合わせれば、夜も温かみのある空間になります。
スタイル5:シンプルモダン – 大判タイル×直線デザインの究極美
2025年最新トレンド!ミニマルな美しさ

モノトーンカラー(白・グレー・黒)の大判タイルで構成する、究極のシンプルデザイン。SNSでも「映える」と話題の、引き算の美学です。
人気の組み合わせ:
- グレー大判タイル×黒目地
- 白コンクリート平板×グレー砂利目地
土間コンクリート(約10,000円/㎡)をベースに、玄関前2㎡だけ高級タイルを使う「部分使い」なら、全体の60~70%コストダウンしながら高級感を演出できます。
デザインだけじゃない – 安全性と耐久性のポイント
美しさと使いやすさの両立
どのスタイルを選んでも、以下の機能性は確保しましょう:
ℹ️ 滑り止め対策をしっかりと:
- 御影石はジェットバーナー仕上げを選択(表面の凹凸で雨天時も安心)
- タイルは防滑加工品を選択
- コンクリートは刷毛引き仕上げに
- 洗い出し仕上げなら、自然な凹凸で防滑性も抜群
ℹ️ 長持ちする素材選びのコツ:
- コンクリート製枕木:20~30年の耐久性(天然木枕木の2~3倍)
- タイル:本体は15~30年、目地のメンテナンスで更に長寿命化
- 御影石:20~30年以上、適切な手入れで半永久的に使用可能
- 初期投資は高くても、メンテナンス費用を含めた総コストでは経済的
特に雨の多い東海地方では、滑りにくい素材選びが大切。デザイン性を保ちながら、家族みんなが安心して使えるアプローチを目指しましょう。
将来を見据えてバリアフリー対応も検討される方は、スロープや手すりの設置基準があります。
※バリアフリー法による建築物の安全基準については、国土交通省バリアフリー・ユニバーサルデザインをご参照ください。
まとめ:今から始める、憧れの玄関アプローチづくり
玄関アプローチのリフォームは、住まいの印象を劇的に変える効果的な投資。ご紹介した5つのスタイルから、あなたの理想に近いものは見つかりましたか?
11月の今なら、業者のスケジュールにも余裕があり、じっくりと打ち合わせができます。
さらに林組なら、LIXIL「お庭にGoTo+防犯キャンペーン」(2025年12月19日まで)で最大50,000円分のAmazonギフトカードがもらえる特典も。
お気軽にお問い合わせください。

適切なメンテナンスで数十年以上使える玄関アプローチ。
長い目で見れば、決して高い投資ではありません。
土岐市から名古屋市まで、お客様の理想のスタイルに合わせた玄関アプローチをご提案します。予算に応じた部分リフォームから全面改装まで、まずはお気軽にご相談ください。
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