【秋の庭リフォーム】紅葉を楽しむ庭づくりと落ち葉対策を両立させる外構プラン

秋の紅葉と庭リフォームのタイトル画像

「秋の庭は美しいけれど、落ち葉掃除が大変…」

「紅葉を楽しみたいけど、メンテナンスが心配…」

11月に入り、土岐市や多治見市でも紅葉が見頃を迎える季節になりました。

東海地方の紅葉は、山間部では10月上旬から、平野部では11月中旬から12月上旬まで楽しめます。まさに今が、来年の秋に向けた庭づくりのベストタイミングです。

実は秋こそ、庭リフォームに最適な季節。気温15~25℃、湿度40~60%という理想的な環境で、コンクリートの硬化も植物の根付きも良好です。しかも、春の繁忙期と違い、業者のスケジュールに余裕があるため、じっくりと理想の庭づくりができます。

今回は、紅葉を楽しみながら落ち葉対策もバッチリな、東海地方ならではの秋の庭リフォームプランをご紹介します。

岐阜・愛知で育てやすい!落ち葉が少ない紅葉樹木

「紅葉は楽しみたいけど、落ち葉掃除は最小限にしたい」

そんなわがままを叶える樹木があります。

アオダモ

モダンな住宅外壁の前に植えられたアオダモの株立ち

華奢で美しい樹形が特徴のアオダモ。4~5月には白い小花が咲き、秋には黄色から赤への美しいグラデーションを楽しめます。

最大の魅力は、葉が小さく落ち葉の量が少ないこと。年間でゴミ袋2~3袋程度と、イロハモミジ(5~8袋)の半分以下で済みます。落ち葉掃除の手間を大幅に削減できる、まさに理想的な紅葉樹木です。

価格は15,400~44,000円、植栽工事費込みで3~6万円程度。メンテナンスの少なさを考えれば、コストパフォーマンスは抜群です。

ヤマボウシ

玄関アプローチに植えられたヤマボウシの木と石張りの外構デザイン

6月の白い花、秋の紅葉と赤い果実が楽しめるヤマボウシ。落ち葉が少なく、自然樹形で育つため剪定の手間もほとんどかかりません。

年間の落ち葉量はゴミ袋3~5袋程度。忙しい方や、庭仕事に時間をかけられない方にぴったりの樹木です。

植栽工事費込みで3~5万円程度とリーズナブル。

美しさと管理のしやすさを両立した、優秀な紅葉樹木です。

ブロック塀の記事でもお伝えしましたが、外構全体のバランスを考えた植栽計画が大切。フェンスと組み合わせることで、より美しい景観を作れます。

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落ち葉掃除を楽にする外構デザインの秘訣

落ち葉対策の鍵は「舗装材選び」にあります。

タイルテラス

ベージュ系の大判タイルを使用したテラスの床面と植栽の影

ツルッとした表面で、ブロワーやほうきでサッと掃除完了。落ち葉が引っかかる場所がないため、掃除時間を大幅に短縮できます。

費用は15,000~20,000円/㎡と少し高めですが、10年、20年と使うことを考えれば十分な投資価値があります。

インターロッキング

グレー系のインターロッキングブロックを使用した外構舗装のランダムパターン

フラットで掃除しやすく、デザイン性も高い。

費用:約8,000~12,000円/㎡

コンクリート舗装

刷毛引き仕上げを施したコンクリート土間舗装の施工直後の様子

耐久性が高く、メンテナンスも簡単。

費用:約10,000円/㎡

❌️ 避けるべき舗装材

砂利のみの施工

落ち葉が砂利の間に入り込み、掃除が非常に困難。一枚一枚手で取り除く必要があります。

ブルーグレー系の砕石砂利を敷き詰めた外構の地面

⭕️ 防草シート+砂利で問題解決

雑草対策と落ち葉対策を同時に解決できる方法です。

不織布タイプの防草シート

不織布タイプの防草シート(耐用年数10~20年)を敷き、その上に化粧砂利を3~5cm敷きます。

費用:3,000~6,000円/㎡(20坪なら20万~40万円程度)

砂利の種類と特徴

白玉砂利

外構や庭に使用される白色の玉砂利を敷き詰めた地面

高級感があり、庭を明るく演出

価格:2,500円~/20kg

御影砂利

駐車場や通路に使用される御影石の砕石砂利

落ち着いたグレー系でモダンな印象

価格:1,980円~/20kg

防犯砂利

緑色の長靴で白と灰色の防犯砂利を踏む様子

歩くと音が出て防犯効果も

価格:約3,000~10,000円/60kg(種類により価格差あり)

外構照明の記事でご紹介した防犯対策と組み合わせれば、美しさと安全性を両立できます。

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雨樋清掃で家を守る!秋のメンテナンス

落ち葉による雨樋詰まりは、外壁の劣化や基礎への浸水の原因に。年2回(春と秋)の清掃が推奨されています。

DIYで行う場合の手順:

  1. 安定した梯子を設置(必ず2人以上で作業)
  2. 手袋をして落ち葉を除去
  3. ホースで水を流して確認
  4. 縦どいから水が流れるかチェック

高所作業が不安な方は、プロに依頼を。費用は5,000~30,000円程度です。

落ち葉除けネット(リーフガード)の設置も効果的。
ネット型なら500~1,500円/m、カバー型なら2,000~4,000円/mで、清掃頻度を大幅に減らせます。

台風対策の記事でも触れましたが、雨樋のメンテナンスは家全体を守る重要な作業です。

秋の庭リフォーム費用の目安

20坪(66㎡)の庭の場合:

工事内容費用相場
防草シート+砂利敷き全面20万~40万円
シンボルツリー植栽(アオダモ等)3万~10万円
タイルテラス(10㎡)15万~20万円
花壇・植栽スペース10万~20万円
合計目安48万~90万円

なぜ今(10月~11月)が最適なのか

ℹ️ 気候的理由:

  • 気温15~25℃:コンクリートの硬化に理想的
  • 湿度40~60%:塗装の乾燥が早く、カビのリスクも低い
  • 台風シーズン後:天候が安定

ℹ️ コスト面:

  • 春の繁忙期後で業者に余裕
  • 相見積もりが取りやすい
  • 年末までに完成可能

ℹ️ 植栽面:

  • 休眠前で根の活動が活発
  • 翌春の成長に向けて準備
  • 病害虫が少ない

まとめ

秋の庭リフォームは、美しさと実用性を両立させる絶好のチャンス。落ち葉の少ないアオダモやヤマボウシを選び、タイルテラスや防草シート+砂利で管理しやすい庭に。

そして定期的な雨樋清掃で、家全体を守りましょう。

土岐市や多治見市では、まさに今(11月中旬~下旬)が紅葉の見頃。来年の秋、美しい紅葉を楽しみながら「落ち葉掃除も楽になった」と実感できる庭づくりを始めませんか?

林組では、土岐市から名古屋市まで、お客様のライフスタイルに合わせた庭づくりをご提案します。落ち葉対策から植栽計画まで、トータルでサポート。

秋の庭を楽しむ準備、今から始めてみませんか?

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