「駐車場がボロボロで、雨の日は水たまりができて困る…」
「砂利の駐車場、雑草がすぐ生えてきて管理が大変…」
こんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。特に今年の夏は猛暑続きで、アスファルトの劣化や砂利の飛散など、駐車場のトラブルが目立ちました。

駐車場のリフォームを検討する際、「コンクリート」「アスファルト」「砂利」のどれを選ぶべきか迷いますよね。初期費用だけでなく、メンテナンスコストや耐久性、そして最近注目の透水性舗装まで、選択肢は実に多様です。
今回は、各舗装材のメリット・デメリットを徹底比較し、あなたの駐車場に最適な選択をサポートします。以前ご紹介した台風対策と合わせて、駐車場全体の改善を検討してみませんか?
✅️ 費用で比較!初期投資とランニングコスト

まず気になるのは費用ですよね。2025年現在の最新相場をご紹介します。
施工 | 価格 | 耐用年数 |
---|---|---|
砂利敷き(防草シート込み) | 5~10万円 | 5~10年 |
アスファルト舗装 | 8~12万円 | 10~15年 |
コンクリート舗装 | 15~20万円 | 20~30年 |
透水性コンクリート | 20~25万円 | 20~30年 |
一見すると砂利が最も安価ですが、耐用年数を考慮すると見え方が変わってきます。例えば、30年間で考えると、砂利は3~6回の施工が必要になる可能性があり、トータルコストではコンクリートと変わらないケースも。
長期的な視点で見ると、メンテナンスフリーに近いコンクリートが、実はコストパフォーマンスに優れているケースも多いのです。
✅️ 費用で比較!初期投資とランニングコスト
▶ 夏場の表面温度の違い
今年の猛暑で実感された方も多いと思いますが、舗装材によって表面温度は大きく異なります。環境省のデータによると、アスファルトの表面温度は60℃を超えることもあり、小さなお子様やペットには危険な温度です。
一方、砂利敷きは最も涼しく、透水性があるため水打ちの効果も持続します。夏の猛暑対策リフォームでもご紹介したように、駐車場の温度対策は住まい全体の快適性にも影響します。

▶ 各舗装材の性能比較
評価項目 | 砂利 | アスファルト | コンクリート | 透水性コンクリート |
---|---|---|---|---|
水はけ(透水性) | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
夏の涼しさ | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
耐荷重性 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
メンテナンス性 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
見た目の美しさ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
水はけ(透水性)の比較
岐阜県は豪雨も多い地域。水はけの良さは重要なポイントです。
駐車場に水たまりができると、靴が濡れる、車が汚れる、冬場は凍結の危険も。
砂利は雨水が100%地面に浸透するため、水たまりの心配がありません。通常のコンクリートは表面を流れる設計のため、勾配が不十分だと水が溜まりやすくなります。
注目は透水性コンクリート「Dotcon」。
2024年グッドデザイン賞を受賞した新素材で、見た目は普通のコンクリートながら、雨水を地面に浸透させる優れものです。雨水が自然に地中に戻るため、敷地内の水はけが良くなるだけでなく、道路への雨水流出も減らせます。ご近所への配慮にもなる、環境に優しい選択です。
耐荷重性
最近人気のSUVやミニバンは車重が2t近く。舗装材選びを間違えると、わだちやひび割れの原因に。
コンクリートなら大型車でも安心。アスファルトは一般車には十分ですが、重い車を同じ場所に長期間停めると夏場にへこむことも。砂利は軽自動車向きで、重い車だと轍ができやすいのが欠点。透水性コンクリートは普通乗用車までが推奨です。
メンテナンス性
日々の管理の手間は、忙しい方にとって重要なポイントです。
コンクリートは20年以上ほぼノーメンテナンス。高圧洗浄機で年1回掃除する程度でOKです。ただし、一度ひび割れると部分補修が難しく、全面打ち替えになることも。
アスファルトは10年を過ぎると表面が劣化し始めますが、上から薄く舗装し直す「オーバーレイ」で対応可能。費用も新設の半分程度で済みます。
砂利は2-3年で補充が必要。また、防草シートを敷いても隙間から雑草が生えることがあり、定期的な草取りは避けられません。車の出入りで砂利が飛散し、道路に散らばってご近所迷惑になることも。
透水性コンクリートは基本的にメンテナンスフリーですが、目詰まり防止のため年1-2回の高圧洗浄が推奨されています。
✅️ 費用で比較!初期投資とランニングコスト
駐車場リフォームをするなら、カーポートも一緒に設置するのがおすすめです。
同時施工なら、重機の搬入や職人の手配が1回で済むため工事期間も短縮できます。基礎工事をまとめて行えるので、別々に工事するよりお得になります。
特に今なら、LIXILの「お庭にGoTo+防犯キャンペーン」(12月19日まで)で最大50,000円分のAmazonギフトカードがもらえます。駐車場リフォームの費用に充てれば、実質的にディスカウント価格でカーポート設置ができることになります。

駐車場だけリフォームして、後からカーポートを追加すると、せっかくの舗装を壊すことに。それなら最初から一緒に工事した方が、お財布にも優しく、見た目もきれいです。
✅️ 費用で比較!初期投資とランニングコスト
■住宅省エネ2025キャンペーン
新築とリフォームを対象にした4つの補助事業により、家庭部門の省エネ化を促進する国の制度です。
一部の新築住宅を除き、子育て世帯に限らずすべての世帯が対象になります。カーポートに断熱性能の高い屋根材を使用する場合や、駐車場照明のLED化、電気自動車充電設備の設置などは対象になる可能性があります。
■子育てグリーン住宅支援事業
既存住宅に省エネ改修や子育て対応改修等を行うリフォーム工事が補助対象となる制度です。戸建・共同住宅を問わず利用可能で、最大60万円の補助が受けられます。駐車場工事と合わせて、玄関周りのバリアフリー化や防犯対策を行う場合に活用できる可能性があります。
まとめ
初期費用だけで選ぶと後悔することも。例えば、砂利は安いですが雑草対策が必要ですし、アスファルトは夏場60℃を超える高温になります。一方、コンクリートは初期費用が高くても20年以上使えることを考えれば、決して高い買い物ではありません。
今回ご紹介した性能比較表や耐用年数のデータを参考に、10年後、20年後の暮らしをイメージしてみてください。お子様の成長、車の買い替え、将来の売却可能性など、様々な要素を考慮する必要があります。
そして今なら、LIXILのキャンペーンや補助金を活用するチャンス。駐車場とカーポートの同時施工で、さらにお得になります。
林組では、現地調査でお客様の駐車場の状態を確認し、ご予算やライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案します。プロの目線で、あなたにとってベストな選択をサポートします。
駐車場のお悩み、まずはお気軽にご相談ください。
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