10万円から始める!残暑でも楽々メンテナンスフリー外構リフォーム

10万円から始められるメンテナンスフリー外構リフォーム。人工芝の上で楽しそうに走る柴犬。残暑でも快適な庭づくり

「毎日の水やりと雑草取りで、もう体がもたない…」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?

今年7月、多治見市では最高気温39.5℃を記録し、月間日照時間は283.3時間と例年の約1.5倍にも達しました。

連日の強烈な日差しの中、8月下旬の今も残暑が厳しく、庭仕事は熱中症のリスクと隣り合わせです。

実際、環境省の調査によると、熱中症による死亡者の56.5%が家庭(庭を含む)で発生しているのです。

土岐市、瑞浪市、多治見市など東濃地域にお住まいの方々から、

「高齢になって庭の管理が大変」

「共働きで手入れの時間がない」

といったご相談が増えています。

今回は、そんな庭仕事の負担を大幅に軽減する「メンテナンスフリー外構」について、費用相場と具体的な方法をご紹介します。


雑草対策の決定版!防草シートと組み合わせる最適素材

メンテナンスフリーな庭づくりの第一歩は、雑草対策です。「雑草対策 永久」で検索される方も多いですが、施工を正しく行えば半永久的な効果が期待できます。

防草シートの選び方のポイント

黒い防草シートの施工例。高密度の織布で雑草の発生を防ぐ透水性シート

防草シート選びで大事なのは厚さではなく「密度」です。

高密度タイプ(0.375g/㎝³以上)を選ぶことで、スギナやドクダミなどの強力な雑草も防げます。露出施工なら約7年、砂利下に敷けば半永久的な効果が期待できます。

防草シートの上に敷く素材として人気なのが以下の3つです:

防草シートの上に敷く素材

1.化粧砂利

化粧砂利を使った外構施工例。防草シート設置後に白とベージュ系の化粧砂利を敷き詰めたメンテナンスフリーな庭

白玉砂利や那智黒石など、見た目も美しく和洋どちらの住宅にも合います。

防草シート+砂利の施工費用は、1平方メートルあたり3,000円〜8,000円程度。

20平方メートルの庭なら6万円〜16万円で施工可能です。

2. 固まる土(真砂土)

水をかけると固まる特殊な土で、約1ヶ月でしっかり固まり、人や自転車が通っても崩れない強度になります。透水性があるため水はけも良好。

1平方メートルあたり3,000円〜5,000円と比較的安価です。

3. 人工芝

最新の人工芝は見た目も自然で、耐用年数は7〜15年。
「人工芝 メンテナンスフリー」の代表格です。

初期費用は1平方メートルあたり8,000円〜15,000円かかりますが、夏休みの庭リフォーム記事でもご紹介したように、お子様の遊び場としても活用できます。

また下記からは人工芝の施工事例もご確認いただけます。併せてご参照ください。

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自動散水システムで水やりから解放される暮らし

「自動散水 庭」のニーズが高まっている理由は、節水効果と時短の両立です。最新のIoT対応システムなら、スマートフォンで遠隔操作でき、従来比30〜50%の節水効果があります。

スプリンクラー式:

スプリンクラー式自動散水システムが作動している様子。芝生に均等に水を散布する回転式スプリンクラー

20平方メートルの庭で8万円〜15万円

ドリップ式(点滴灌水):

ドリップ式(点滴灌水)自動散水システム。黒いチューブから植物の根元にピンポイントで給水する節水型システム

20平方メートルの庭で5万円〜10万円

調査によると家事関連時間は1日平均約2時間。自動散水システムで毎日30分の水やり時間が削減できれば、年間約180時間の時短になります。


高齢者にやさしい庭づくり〜補助金も活用可能

高齢になると、膝をついての草むしりや、炎天下での水やりは体への負担が大きくなります。そこで注目されているのが、高齢者でも庭管理が楽になるメンテナンスフリー外構です。

段差解消やスロープ設置などのバリアフリー外構は、介護保険の住宅改修制度が使える場合があります。支給限度額は20万円で、自己負担は所得により1〜3割です。詳しくは初めての外構・エクステリア工事ガイドでもご紹介しています。

初めての外構・エクステリア工事ガイド|押さえておくべき法律と最大20万円の補助金情報
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初めての外構・エクステリア工事で知っておくべき法的基準と補助金制度を徹底解説。ブロック塀撤去で最大20万円の補助、介護保険活用で手すり・スロープ設置も。土岐市・...

また、多治見市では美濃焼タイル施工補助金もあり、材料費・工事費の1/2(上限10万円)が補助されます。美濃焼タイルは滑りにくく、メンテナンスも簡単なので、高齢者にもおすすめです。


予算別メンテナンスフリー外構プラン

外構工事の平均費用は150〜200万円ですが、優先順位を決めて段階的に進めることも可能です。メンテナンスフリー外構の予算別参考例をご紹介します:

予算:30〜40万円の場合

  • 防草シート+化粧砂利(20㎡全面)
  • 人工芝施工(10㎡)
  • 簡易自動散水システム

予算:15〜25万円の場合

  • 防草シート+化粧砂利(15㎡)
  • 人工芝施工(8㎡)

予算:10〜12万円の場合

  • 防草シート+化粧砂利(15〜20㎡)のみ

猛暑対策リフォームでご紹介した遮熱対策と組み合わせれば、庭仕事の負担をさらに軽減できます。

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まとめ

メンテナンスフリー外構は、初期投資こそ必要ですが、長期的に見れば時間と体力の大幅な節約になります。特に残暑が厳しい東濃地域では、熱中症リスクを避けながら美しい庭を維持できる価値は計り知れません。

防草シートで雑草を防ぎ、人工芝や化粧砂利で見た目も美しく、自動散水システムで水やりも自動化。これらを組み合わせることで、「庭 手入れ 楽にする」という理想が実現します。

林組では、土岐市、瑞浪市、多治見市を中心に、お客様のライフスタイルに合わせた外構リフォームをご提案しています。顔の見える経営を大切に、地域の皆様の暮らしをサポートしてまいりました。補助金の申請サポートも含め、まずはお気軽にご相談ください。

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